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矯正治療は単に歯並びを整えて、きれいに見せると理解されている方が多いですが、実際は歯並びや噛み合わせを整えて、できるだけ自分の歯を長持ちさせ、全身症状をも改善できる治療です。
きれいな歯並びは、虫歯や歯周炎予防、噛みあわせの悪さからくる頭痛や肩こりなどに有効です。
また、大人になってからでも矯正治療はできます。ただし、その場合は骨吸収などを防ぐ為にも2年以内で矯正を完了することが望ましく、治療期間を短縮するために、外科手術を施して矯正治療を行う方法もあります。(コルチコトミーなど)
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■矯正治療の流れ
1. |
準備 |
虫歯などがある場合には、装置装着前に治療しておきます。
また、抜歯の必要がある場合には、装置装着前に抜歯しておきます。 |
2. |
矯正装置装着
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装置(ブラケット)をつけます。
最近ではブラケットの種類が非常に豊富で、一般的なメタルブラケットや歯の色に近いエステティックブラケット、歯の裏側に装着するリンガルブラケットなどお選びいただけます。
装置により費用が変わってきますので、ご相談下さい。 |
3. |
リテーナー装着
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歯が整い、よく噛めるようになったら、矯正装置を外し、次に保定といって歯が元の状態に戻らないようリテーナーという装置をつけ、経過観察を続けます。 |
4. |
完了 |
必要な経過観察が終わったら、完了です。 |
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■ブラケットの種類 |
メタルブラケット |
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メタルブラケットは、治療費も安く最も一般的な矯正装置です。昔に比べ金属部分もかなり小さくなりましたが、どうしてもギラギラしたように見えてしまいます。 |
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エステティックブラケット |
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最近、人気が出てきているのはエステティック・ブラケットといわれる歯の色に近い装置です。 装置の素材はプラスティックや人工ダイヤなど様々なタイプがあります。 |
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リンガルブラケット |
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リンガルブラケットは、歯の裏に装着し、ほとんど目立たない矯正装置ですが、若干料金は高くなります。 |
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